日記のページ(2001年-0)です。

・05/25 「篠山紀信さん(千年の恋)」

今日は「千年の恋」の撮影で流れ橋へ行きました。そこに 見慣れない写真用のカメラがありました。 カメラの周りで数人のスタッフがなにやら撮影の準備をしております。 「千年の恋」の映画の撮影とはちょっと違うふうなので 「あれ何?」と聞いてみますと、 そのカメラの近くで 誰かと打ち合わせをしているちょっと丸め人が 「篠山紀信さん」だそうです。 この「千年の恋」のメーキングに使う写真を撮っているとの事。
話に聞くと 先日も俳優会館である役者が扮装している姿などを 何枚もカメラに納めていたそうです。 いつも数多くの助手が動き回っていて、 紀信さんは すごく雰囲気を作るのがうまかったそうです。 私の知り合い(男性)が 「あの話術なら俺も脱ぐかも・・・。」と言ってました。(05/25/2001)

・05/24 「福本さん 万歳(人間ドキュメント)」

ただいま、NHK「人間ドキュメント 斬られ役〜ある大部屋俳優の挑戦」を見終わりました。 21:15 から 21:58 までの番組でした。 もちろん、「福本清三先輩」の特集です。
いや〜、本当におもしろかった。私は現在の福本さんしか知りませんが、 福本さんは若い頃から かっこよかったんですね。 全国の福本さんのファンの方が この番組をご覧になったんでしょうね。 そして、もっとファンになられたんでしょうね。
おもしろい番組でした。最近、いろんな新聞でも 今回の番組のことや福本さん自身の記事が よく取り上げられているようです。 もちろん、私自身もこの番組を見て かなり勉強させていただきました。これからも勉強させていただきます。
福本さん、おめでとうございます。万歳。(05/24/2001)

・04/30 「お会いできて嬉しかったです」

今日は、映画村で「松平健さんショー」がありました。 日本のあちらこちらから、健さんのファンの方が集まってこられました。 おかげで、私がネット上でいつもお世話になっておりますいろんな方とお会いすることができました。
まる子様と旦那様、竹姫様、隼人様、余の顔様、お静様、こっこ様(順不同)、 ありがとうございました。 とっても、楽しい一日でした。 今まで一度もお会いしたことがないのに ごく普通に会話をしました。 それはまるで同窓会のような気分でした。
特に初対面のまる子さんには かなりの「憎まれ口」を言ったりしましたが、 ちゃんとそれを冗談と受け取って 話をあわせてくれました。 まる子さん、どうもすみませんでした。どうも初対面のような気がしなかったもんですから・・・。
そして、竹姫さんは 嫁の母親にとても似ておりましたので、ちょっとびっくりしてしまいました。 九州弁の言葉もなんとなく懐かしい気がしました。
隼人さんには さすがに撮影所や「暴れん坊将軍」の撮影予定など詳しくて 改めて感心しました。
隼人さんのお友達のお静様・こっこ様や、 今までは直接会話をすることがなかった余の顔様にもお会いできて嬉しかったです。 みんなみんな いい方ばかりで とても楽しい一日でした。
皆さん、健康に気をつけて これからもいろいろと がんばってくださいね。
ゴールデンウィークは 始まったばかり。あと 6日間、映画村でお仕事です。 がんばります。(04/30/2001)

・04/24 「福本清三さん(京都迷宮案内)」

今日は、「京都迷宮案内」の撮影でした。 午前 10時ごろから 雨が降り出しましたが、ロケーション及びオープン撮影決行。 みんな雨に濡れながらの撮影でした。
午後 2時からは オープン撮影(映画村内での撮影)で、 福本清三さんも出演でした。 役名はなんと「福本清三」。浪人姿で バリバリのメークでの出演です。 福本さんと私たちが立ち話をしているところに「野際陽子さん」が やって来られて「福本清三さん」に「斬られ役」としての取材をします。
野際さんの質問に福本さんが答えます。 そして、取材の最後には 野際さんが福本さんを「斬り」ます。
3分程度の「長回し(途中でカットを替えずに 長時間撮影すること)」。
撮影中に 映画村の近くを消防車が走っておりました。 普段なら当然 NGとなりますが、今日は OK。 放映を見ると 二人の会話の後ろで消防車のサイレンの音が聞こえるかもしれません。 その音が、妙に生々しかったりして・・・。
「福本清三ファン」の皆さん、「京都迷宮案内 3 18話」は 必見です。 撮影した(3分程度の)収録分のうち どの程度がオンエアされるかわかりませんが、 どうぞ、お見逃しなく。録画すれば、永久保存版の一つになるかも・・・。(04/24/2001)

・04/09 「熊川宿でのロケーション(水戸黄門)」

今日は、「水戸黄門」の撮影で 「熊川宿」にロケーションでした。 鯖街道の途中にある町で、とてもいい感じのところでした。 道の脇にある小川には 澄んだ水がとうとうと流れ、家屋も風情のある町並みでした。 私たちが到着する前から 現地の小学生がたくさん 先生と一緒にロケを見ようと待っていました。
撮影は 3時間弱で終了。 この撮影では 現代物がかなり移っていたような気がしたのですが、どうするんでしょう。 CGで消すのかな。「熊川宿」の後は若狭の「小浜」に移動して、ロケーションでした。
以前のシリーズの「水戸黄門」のロケーションでは、レギュラーは全員 自分用のタクシーを手配して、 ロケ現場に移動してましたが、 新シリーズの「水戸黄門」では、助さん格さんは 私たちと一緒にロケバスにて移動します。 助さん格さんがロケバスに乗っていると 未だに違和感があります。

・03/06 「十手人」

今日は、「十手人」のオープン撮影(映画村内での撮影)でした。 やはり、「高嶋政伸さん」「酒井美紀さん」は 人気があり声援がずーっと飛んでおりました。
撮影所内で、「山本晋也監督」を見ました。 何の撮影だろうと思っていたら「福本清三先輩」の取材でした。 福本さんがメークしているところや「十手人」に出演しているところを どこかのテレビ局のカメラが密着取材をして、時折 山本監督と福本さんが会話をしておりました。
今日の撮影で 私は「木曽屋の手代」をやりましたが、 その木曽屋で働いている人足が「福本先輩」と「小谷先輩」。 心の中で、「おいおい、逆だろう。」と思いながらも 福本さん・小谷さんに向かって 「今日はご苦労さん。また明日も頼むよ。」なんて えらそうな芝居をしていたわけです。 緊張こそしませんでしたが、非常にやりづらかったです。
それから、今日は「十手人」の「予告編」も撮影しました。 おそらく、来週の木曜日「八丁堀の七人」が終わった後に流れる「予告編」でしょう。 カメラ奥から 高嶋さんが走ってきて カメラ前まできたところで 豆腐屋の私とぶつかります。

・02/27 「レッドシャドー」

今日は、撮影所内にて「レッドシャドー(赤影)」の撮影です。 撮影所内の建物の上に大きな凧を持ち込んで その凧と白影役の「竹中直人さん」を 大型クレーンを使って吊り上げて 「白影が凧に乗って登場するシーン」を撮影しました。
建物の屋上からさらに吊り上げるのですから、地面からは 15メートル程の高さになるでしょうか。 そんな高いところで 竹中さんは、 「わ〜、落ちる〜」とか「や〜」とか「ぽ〜」とか叫びながらお芝居をされておりました。 「これぞ映画の撮影!」といった感じの撮影現場だったんですが その時私はデジカメを持っていなかったので 皆さんにその状況をご紹介できなくて残念です。
ちなみに、「レッドシャドー」は、 日本では子供向けのアクション映画 外国では大人向けの忍者映画として製作しているそうです。

・02/20 「札幌雪まつり殺人事件」

今日は、土曜ワイド「札幌雪まつり〜京都連続殺人事件」。 朝の 6時に撮影所をロケバスにて出発して、 9時過ぎに 岐阜県の「高鷲スノーパーク」に到着。 かなり大きい駐車場も 自家用車で埋め尽くされ、スキーやスノボーをしに来られている人がいっぱいでした。 「わしもすべりた〜い。」と思いながらもお仕事です。
シーンの内容は、「札幌雪まつり会場」で 死体が発見されたあとの警察による現場検証のシーンと 殺人が起きる前の「夜の雪まつり会場」。 本当に札幌に行って撮影してきた本物の「雪まつり」の映像と、今日の撮影した映像を合成するらしく 撮影にはかなり時間がかかってしまいました。

・02/16 「聖徳太子」

今日は朝の 5時半に家を出て JRの「城陽青谷駅」に 7時集合。 NHKの特集ドラマ「聖徳太子」の撮影です。 一日をかけて 2シーンしか撮影をしません。 東映では考えられないほどのペースです。 雪が降っていたので、雪がおさまっている間を縫っての撮影。 当然、撮影は駄々遅れ。最初のシーンだけで、3時間ほど おしてしまいました。 1シーンを撮り終えて、撮影現場は大阪の四天王寺に移動します。
ここで、スタッフから撮影終了予定が 27時ごろになることと 東映の役者 8人の中から 2人が上がれることを聞きました。 私は事務所に連絡をとり翌日が 8時半開始の撮影に入っていることを確認しておりましたので、 私も含めての翌日仕事に入っている 3人の中から 次の現場に行かない 2人を決めました。 私は、次の現場に行かず京都に帰ることになりました。 本当にテレビ局の撮影と言うものは すごいものです。

・02/15 「極道の妻たち」

今日は、Vシネ「極道の妻たち」の撮影でした。撮影現場は琵琶湖にあるホテル。 本日は東映の役者は少なくて、「東俳」「ひまわり」「NAC」の事務所の役者が多数来られてました。 午後の三時ごろになると 追加の出役が到着まして 最終的には 100人を超えるだい大衆になりました。 私はそのホテルで開かれるパーティーの司会者で、 その会場で石橋蓮司さん高島礼子さんに撃たれます。 高島さんのサポートをしていたのが雛形あきこさん。 初めてお会いしました。本当にきれいな方でした。
ちなみに、私は 2日前にもらったセリフをしゃべりました。 撮影終了後、セリフをしゃべったので 「役扱い」にしてくれました。

・02/12 「立川でのイベント」

2月 8日〜11日まで、東京の伊勢丹立川店にて イベントに行ってきました。 8日は朝 7時過ぎの新幹線で東京へ向かいました。
仕事は、お客様の前で 毎日 6回程度「南京玉すだれ」を ご披露申し上げました。 回数的にはしんどい仕事ではありましたが、伊勢丹のお客様や従業員、 それに立川の人たちがとてもいい人ばかりでしたので、とても楽しく仕事をさせていただきました。 「玉すだれ」をはじめると すぐにたくさんの方が集まって来られて かなりの人数になったりして かなり通行の妨げになったり、 近くの売り場の営業妨害になったりしましたが 楽しかったです。 11日は、夕方 6時ごろ仕事が終了し その日の 11時ごろ 京都の帰ってきました。 長い 4日間でしたが、楽しい 4日間でした。 また機会があれば、ぜひもう一度 立川へ来てみたいものです。
それから、8日には「ドラママ様」と、10日には「土下佐ヱ門様」とお会いいたしまして とてもうれしかったです。 わざわざ足をお運びいただきまして、ありがとうございました。

・02/01 「雨天予定(極道の妻たち)」

撮影の予定には、「晴天予定」「雨天予定」があります。 ロケーションに行く時などは 雨が降っていると撮影できないので、 雨の日には セット内で撮影できる場面を撮影します。その予定が、「雨天予定」です。
今日の私の仕事は、「極妻」の「雨天予定」で 9時開始のみ。つまり、晴れたら仕事無しという状況です。 今日は朝から そうとう強い雨が降っていましたので 「今日は仕事だな。」と思いつつ 会社(撮影所のこと)へ行ってみると、なんと「ロケ決行」の文字。 「なんで?」と 思っていると、どうやらロケ地先のマンション内での撮影だったようです。 晴れても、雨でも、ロケーションに行くなら、今回の「雨天予定」は 意味ないじゃん。 今日は休みになりました。

・01/18 「知ってるつもり 法然」

今日は寒かったですね。嵐山へ行ってきました。 撮影は、「知ってるつもり」「法然」です。 法然は、知る人ぞ知る杉山先輩です。 東映時代劇の中で坊さんが出てくる時は必ずといっていいほど 坊さん役で出ております。
10秒程のカットを取るために 嵐山の冷たい風の中、1時間ほど船に乗っておりました。 足袋をはいておらず素足のために 足の感覚はなくなっておりました。 撮影所に帰ってきてからも オープン(映画村のこと)で夜間撮影。
「知ってるつもり」は 視聴者にイメージを植え付けないために なるべく役者の顔は写さないように撮影しますが、今回はどうでしょうか。 どの程度、写っているのでしょう?

・01/09 「水戸黄門」

今日は、「水戸黄門」の撮影でした。10時出発のロケーションの予定でしたから、 9時前に撮影所につくと 9時 30分出発の変更になっていました。 時間がないので急いで衣装を着て かつらをつけ 何とか 9時 30分に間に合いました。 ところが、撮影が遅れて結局出発したのは 11時前。せっかく急いで準備したのに・・・。
今日はじめて新しいご老公・助さん・格さんにあいました。 いや〜、みんな若いです。助さん・格さんともに すっきりとした顔立ちで、 ご老公はというと おなじみのあごひげが無く すっきりとしております。 ご老公が着ている衣装は 以前のような黄色い派手目の着物ではなく、 落ち着いた感じの渋い着物でした。
今までの「水戸黄門」のイメージを覆し、 「まさに時代劇」といえるような作品を作ろうとしているようです。 これからの「水戸黄門」に 期待します。
それから、個人事ではございますが、私の先輩の「松田吉博さん」が 役者を辞めることになりました。いろんな事を教えていただいた先輩です。
長い間どうも、ありがとうございました。