日記のページ(2007年-1)です。

・08/28 「覚えてくれてるなんて・・。(京都地検の女)」

今日は、「京都地検の女」の撮影でした。名取裕子さんとの会話のシーンです。

午後3時ごろに撮影所をタクシーにて出発。現場は撮影所の近くの喫茶店。 現場についてみると、スタッフはまだ、直前に撮影していた現場からまだ到着していず、 名取さんの車のみが待っていました。 タクシーから降りて名取さんに挨拶に行こうとすると、なんと車の中から名取さんが手を振ってくれました。 「今日はよろしくお願いします。」と挨拶をして、 その後スタッフが到着するまでの間、現場の喫茶店の中で、一緒にお話しさせていただきました。

以前に私が方言指導で名取さんと撮影でご一緒してからもう十数年。 いつまでも覚えていてくれて、それに気にかけてくれて、本当に嬉しいことでした。 (08/28/2007)

・04/24 「松竹撮影所(よろずや平四郎活人剣)」

今年は、松竹の仕事が続けてやってきました。ありがたいことです。
今回の仕事は、「よろずや平四郎活人剣」第6話での「山城屋の番頭」の役です。 先日の20日に続き、今日も撮影に行ってきました。
松竹の撮影所の雰囲気って私はとても好きです。 「活動屋さん」「職人さん」の集まりって感じです。 それに、私自身、松竹の撮影所での作品にはそう度々出演できるわけではないのですが、 制作の方も、メイクの方も、衣装の方も、 スタッフのみなさんが私の事を覚えていてくださっているんです。本当に嬉しいものです。 「何でも言ってくださいね。どんな事でもやらせていただきます〜〜!」って感じになります。 今日は、短いシーンばかりの3シーンの撮影で、 お昼12時開始の 2時間ちょっとほどで私の出番は終わりました。 これで、私の出演シーンは、すべて撮影終了です。

そう言えば、この作品、先週の金曜日から放送が始まりました。 初回の視聴率が、10.6%だったそうです。なかなかの数字ではないでしょうか。 嬉しいです。 私も、あまり映りはよくないのですが、なんとかテレビ大阪の番組が受信できますので見ることができました。 「勧善懲悪」の時代劇も確かに スーッとして気持ちがいいですけど、 「人情話」も心が温まりよいものですね。

私は、この作品に関しては、中心人物の一人「明石半太夫」の 熊本弁の方言指導も兼ねています。 益岡徹さんの熊本弁なまりの言葉は、とても自然で雰囲気があり、 私はとても好きです。 作品の中でも、いい存在感を出しているように思います。 益岡さん、言いにくい言語をしゃべってくださってありがとうございます。 残りの撮影も少なくなってきましたが、よろしくお願いいたします。 (04/24/2007)

・02/25 「ばたばた(必殺 2007)」

先日、久しぶりに松竹の仕事でした。スペシャル番組の「必殺 2007」の撮影です。 その日は、14時出発の予定なので、13時前には撮影所に入るつもりでした。 朝はゆっくりしていると事務所から「30分間、撮影が巻いている。早めに入ってください。」との電話。 ということで、銀行にも私用があったので、ちょっと早めに 11時半ごろに我が家を出ました。

ところが、銀行に着いてみると、待っている人がいっぱい。「12人待ち」の状態でした。 「仕方がない。」ということで待っていても、待っても待ってもなかなか「待ち人」が減らない。 時期が時期のようで、新人さんが窓口を務めているようです。 30分が経ち、さすがにいらいらしていると事務所から「また出発時間が早くなりました。」との電話。 私の順番が次になっていたので、私用を片付けてから撮影所に向かう事にしました。

松竹撮影所に入ったのが、出発時間の50分前。普段ならまだ十分に間に合う時間です。 「制作部」に「よろしくお願いします。」と挨拶に行ったら、 「役が役人から岡っ引きに変わったので、すぐメイク室に入ってください。」との事。 つまり、その日の前日に合わせたかつらは使えなくなり、急遽またかつら合わせ。 急いで控え室に駆け込み、着替えを。 ところが、衣装の下に着る肌襦袢を家に忘れてきて・・。・・・・・・。 結局、その時着ていたTシャツが着物の襟元から見えないようにと、 そのTシャツをはさみで、ちょっきんちょっきん、首の回りの下の部分をカット!

出発時間には間に合いましたが、「ばたばた」した一日でした。 (02/25/2007)