・釣竿(つりざお)
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょいと伸ばせば、浦島太郎さんが浜辺にて、魚釣る竿にさも似たり。
魚釣る竿が、お目に止まれば、元へと返す。
・茶店の看板
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。東海道は五十と三次、中山道は六十と九次。なくてならぬは、茶店の看板。
茶店の看板、お目に止まれば元へと返す。
・尾長鶏(おながどり)
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょいと捻れば、四国名物、尾長の鶏にさも似たり。
尾長の鶏が、お目に止まれば元へと返す。
補足:「四国名物」の代わりに「高知名物」と歌ってもいい。
尻尾を手に持って尻尾を下に引っ張るパターン(右)と尻尾を横に垂らすパターン(左)がある。
・つり橋
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。山のつり橋、どなたが通る。鉄砲(てっぽ)かついだ猟師が通る。
山のつり橋、お目に止まれば元へと返す。
・夢の架け橋
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょいと伸ばせば、夢の架け橋、さも似たり。
夢の架け橋、お目に止まれば元へと返す。
補足:夢の架け橋を二つ横に並べて、「二重橋」というバリエーションもあり。
・兜(かぶと)
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょいと捻れば、武将のかぶとにさも似たり。
又は、
戦(いくさ)になったら無くては困る。頭を守る武将の兜。
武将のかぶとが、お目に止まれば元へと返す。
作り方:「夢の架け橋」を一旦作り、それをそのままの形で中央でくっつける。
・御門(ごもん)
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょいと捻れば、おらが在所の御門でござる。
補足:「おらが在所の御門」の代わりに「神社の鳥居」と歌ってもよい。
・炭焼き小屋
おらが在所の御門が、お目に止まれば、下へと垂らして、炭焼き小屋に早変わり。炭焼き小屋が、お目に止まれば元へと返す。
補足:「炭焼き小屋」の代わりに「神社のお屋根」と歌ってもよい。
「おらが在所の御門」を作った後に、元に戻さず、連続して「炭焼き小屋」を作る事が多い。
・屋形船
おらが在所の御門が、お目に止まれば、屋形船でございま〜〜す。補足:「おらが在所の御門」を元に戻さず、連続して「屋形船」を作る事が多い。
・後光(ごこう)
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょいと伸ばせば、後光の光にさも似たり。
補足:「後光」の代わりに「虹の架け橋」と歌ってもよい。
・阿弥陀如来
後光の光が、お目に止まれば、阿弥陀如来様でございま〜〜す。補足:「後光」を元に戻さず、連続して「阿弥陀如来」を作る事が多い。
・国旗(又は、蝶々)
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょいと捻れば、万国国旗にさも似たり。
又は、
春は弥生、蝶々の形。あちらこちらと飛び回る。
・しだれ柳
万国国旗が、お目に止まれば、しだれ柳でございま〜〜す。補足:「万国国旗」を元に戻さず、連続して「しだれ柳」を作る事が多い。
・東京タワー
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょと捻って、ちょいと伸ばせば、東京タワーでございま〜〜す。
補足:「東京タワー」(左)の下に「おらが在所の御門」をくっつけて、「エッフェル塔」(右)を作ってもよい。
・おめでたい
あ、さて、あ、さて、あ、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ。ちょいと捻れば、鯛や鮪にさも似たり。
これぞ、ほんとの、おめでた〜〜い!
補足:「鯛や鮪」の代わりに「鯛や平目」と歌ってもよい。