皆様からの贈り物 1冊目

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・「つるの川」掲示板への書き込みより

1100. もちろん・・・ わかば  2003/11/29 (土) 21:56

「恋する乙女の第六感」ですわ♪ 「虫の知らせ」とは「何の根拠もなく、何か悪いことが起きそうな不安を感じる こと(広辞苑)」ですね。つるさん、正解です。

でもね、私やりえさんの文章も間違ってはいないのですよ(←負けず嫌いモード 全開!)。何故かというと・・・
りえさんが、つるさんが出ている「舞妓さんは名探偵」を見逃したと気付いたら、 どうなると思います?泣きますわな〜。わんわん泣きますわな〜。その声は、日 本海溝を散歩しているゴジラにも届くかもしれません。いや、絶対届きます。
同様に、私が「水戸黄門」を見逃した場合、その泣き声はタクラマカン砂漠上空 を飛んでいるキングギドラに届くでしょう。
「何事か」と日本に向かう二大怪獣が鉢合わせする場所は・・・・・京都!
出会ってしまえば、戦わねばならぬ宿命。
倒される京都タワー、燃え上がる二条城、あわれ映画村も二大怪獣に蹂躪されて しまうのです。
冷静に理論的に考えても、これ以外の帰結はあり得ません。
私もりえさんも、つるさんの身に降りかかる災厄を事前に察知していたのです!
まさに「虫の知らせ」!
この災厄を回避するために、われわれがどれだけの犠牲を払ったことか。りえさ んは「自然食のお店」に行くのをとりやめ、私は「まだ(留守録を)ひとりでセ ットできんのか!」と旦那に悪態をつかれたのです。不条理に泣くのはいつも弱 者なのです!(←論旨すり替えモードに突入)

えっと・・・まだ続けた方がいいですか、つるさん?

                    (わかばさん:11/29/2003)


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・「短歌」


ホーホケキョ

今朝初めて鴬の声を聞きました。ささ鳴きっていうのかな、まだ上手く鳴けませんが、
だんだん上手になることでしょう。
梅が枝に 妻を恋ふらし 初音かな

                    (わかばさん:02/28/2003)


いいなあ

いいなあ、わかばさんの句
紅梅の 枝を折りにし 春の宵
先日義兄の家の庭の紅梅の枝を一つお土産に貰って帰ってきました。

                    (ののこさん:03/01/2003)


付け句

ののこさん、上手〜〜!!「春の宵」の風情たっぷり〜。
及ばずながら下の句を…。
あやなき闇の ほの暖かき
梅が咲くと、もう冬も終わりですね。

                    (わかばさん:03/01/2003)


ありがと

さすがわかばさん おかげで良い短歌ができた。
紅梅の 枝を折りにし 春の宵 あやなき闇の ほの暖かき
これからも色々おしえてね。
天は二物を与えずっていうけど、つるさんもわかばさんも三物も四物も持っている。うらやましいな

                    (ののこさん:03/01/2003)


今日は

今日は凄い風で〜す。何か電車も止まるほどです。栃木では家が壊れたとか。
でも、天気がよくて、うちの方からも富士山がくっきり大きく見えました。

武蔵野の 国より見たる 富士の山 青き美空に 光輝き
わかばさんなおしてくれないかな。

                    (ののこさん:03/02/2003)


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・「東京のイベントの様子」
(ののこさんが毎年の私の東京でのイベントの様子を書いてくれました。)


京の都のお役者一座 将軍様のお膝元花のお江戸へやってきた。
私はお役者鶴の丞お初にお目にかかります。
さあさ、みなさん、みてっらしゃい。お役者一座の晴れ舞台、お腹を抱えて笑っておくれ。最後に一緒にあそぼじゃないか。丁か半かのうさばらし。
「はった、はった」のかけ声にネエサン燃えてる、ニイサン夢中。
今年の運勢何がでる。
お竜姐さん艶姿、ちょいと貫禄親分さん、そしていなせな仲間たち、この場をちょいと盛り上げる。

京の都のお役者一座 浅草観音初詣
観音様に何祈る、今年1年素晴しい年であってと願かける
仲見世通りでひやかして、京の都へ帰るのさ
お役者一座の鶴の丞 これにて失礼いたします。

                    (ののこさん:02/13/2003)


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・「夢」
(わかばさんがご覧になった夢だそうです。)

「さあ、はったはった!」の声が聞こえる中で、右にもつるさん、左にもつるさん。
まさに夢のようなシチュエーションなのですが、右のつるさんは「丁」、左のつるさんは「半」。
私が丁に張ろうとすると、左のつるさんが「違う!」
半に張ろうとすると、逆のパターン。で、とうとう喧嘩に。
「だめ、私のために喧嘩しないで…」という声は大騒ぎにかき消され、
「旦那がた、お願いしやす!」の声とともに現れたのが、用心棒の福本さん。
何故だか、右手と右足を一緒に出す歩きかたでのっしのっしとやってこられたので
変だなぁ、と思ったところまでしか覚えていません。

                    (わかばさん:01/08/2003)


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・「かわつるあきひろ」

か  : 格好いい
わ  :  若衆姿の
つる :   つるさんが
あ  : 甘いささやきなげかけて
き  :  きっと皆を魅了する
ひ  : 広い心で
ろ  :  ロマンを語る

                    (ののこさん:11/20/2002)


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・「つるの物語」

つる様なら、その点…
触れなば落ちん風情で、柳腰で、小股が切れ上がっていて、
旗本奴あたりが、おや、ちょいと様子のいい女がいるぜ、へへっ
てなもんでナンパされて困っているところに、上様がお通りになって
チャンチャンバラバラ、覚えておけ!の一幕があって
大事ないか?ええ、危ないところをありがとう存じました。
見交わす目と目。名は?おつると申します。
やつらが仕返しに来るとまずい。とりあえず、め組に。と強引に拉致する上様。
頭も、ようござんす!と二つ返事でおつるをかくまうことに。しかし…
おつる、何やら屈託あり、挙動不審。
 証言その一:夜、行灯の油をなめる
 証言その二:南京玉すだれが異常に上手い
頭から報告を受けた上様、何かわけがあるに違いないと勝手に決め込み
お庭番(出ました!)を呼び……

                    (わかばさん:08/25/2002)


上様:隼人!あのおつると言う女子の、
正体を探ってまいれ
隼人:ハッ!
上様:いかに、上手く化けても、必ず尻尾をだすだろう。
おつるは、上様を上手く手なずけたつもりで、いそいそと「つる屋敷」へ、
心の油断がおつるの後ろになにやら、ヒラヒラと。
見ていた隼人、「???」そのヒラヒラが、大きくなったり小さくなった・・
おつるは、おっととイヤ〜〜ね、尻尾が出てきちゃった(^_^メ)
隼人、なぬっ・・あれは・・しっしっぽ・・

                    (竹さん:08/25/2002)


隼人は思わず、屋敷の中を見回した。ふと耳をすませると、なにやら泣き声が。
泣き声が聞こえる部屋の前に来て、思わず身構えた隼人。障子の影に写った、姿。
行灯の明かりが部屋を照らす中、一つの大きな影が悲しげに身を震わせ泣いているのだ。
「誰じゃ!そこにおるのは誰じゃ!」
大きな影はやがて人間の姿に変わり、障子がさっと開けられた。
隼人は、身を隠し見守る事となった。そこには、おつるが、涙に濡れたっていた。

                    (ののこさん:11/01/2002)


隼人より報告を受けた、上様はおつるの屋敷へと向かった。
「おつるはいないのか」「まあ、新様、どうして私の屋敷が、おわかりかと」
「おつる、今日こそはおまえはなんなのか私に教えて欲しい。悪いようにはしない」
「あい。おつるはうれしゅうございます」
そう答えたおつるはヨヨと泣き崩れた。
「私は実はこのお屋敷に飼われていた、ネコのタマともうしまする。
私の主であらせられる備後の守様は、だまし討ちに合い、お亡くなりになってしまったのです」
「だれにやられたのだ」
「はい、若年寄タヌキの守さまでございます」
「私は悔しゅうございます。」そうこたえ、おつるはまた泣き崩れるのであった。

                    (ののこさん:11/02/2002)


上様は隼人を呼びつけた。
「隼人!。すぐたぬきの守の屋敷を探ってまいれ」
「はっ!」
「おつることお玉子細を話せ」
「はい、今年の春のころでした。つるの進さまはたぬきの守の屋敷で行われる祝宴に呼ばれたのです。
そこで、つるの進様は正直なお方で、たぬきの守と、両替商狐屋化右衛門と悪事について暴き、
そのために酒に毒を入れられ、その上返り討ちに合ったのです。私はくやしゅうございます。
私は命をかけても仇討ちをいたしとうございます。
私のことは、たぬきの守にもわかってしまい、この間新様にお助け頂いたように、
私まで命を狙われたのでございます」
さてたぬきの守の屋敷では。隼人天井裏に潜み
狐屋:殿様にはいつもありがとうございます
たぬき:なに、こちらこそ、世話をかえるな。のう、狐屋
狐屋:おつるの居場所はわかったのでございますか
たぬき:今、探索中だ、まさかわしの命をあやつがねらうとは
隼人はこれを聞き、上様のところへ戻ってきた。

                    (ののこさん:11/04/2002)


たぬきの守:狐屋お主もわるじゃのう
狐屋:そうおっしゃる殿も同じじゃありませんか。
ふたり:わははは
上様:おぬしたちの悪巧み確かに聞いたぞ
ふたり:誰だ!!
上様登場、「くせ者だ。であえ〜〜〜」
「たぬきの守。余の顔見忘れたか。虚けものめ」
たぬきの守:上様・・上様とて容赦はいたしませぬ。
ここで斬り合い。刀がくるとまわり(音楽)
上様:成敗!
隼人、狐屋を斬り、たぬきの守を斬る
上様:お玉仇を
お玉:はい
そういうと、おつることお玉は大きなネコに変わり、たぬきの守目がけ
どしんとぶつかった。そしてあまりの重さに、たぬきの守は圧死するのであった。
お玉:上様ありがとうございました。これでつるの進様の仇が
そういうといずことなく消え去るのであった。
後日め組にやってきた上様、そこに1匹のネコがいるのに気が付いた。
上様:頭このネコは?
頭:どこからかやってきて居着いてしまって
するとネコは上様に向かってちょこんとお辞儀をしたような気がした。

                    (ののこさん:11/05/2002)


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・「ののこさんのイラストの解説」

古い白黒の時代劇映画を見ているようです。
昼は近所の子供達に読み書きを教え、夜は傘張りの内職にいそしむ
実直な浪人「大川鶴右衛門」、
きょうはうまく傘が張れて、傘問屋の吉兵衛さんに一朱よけいにもらったので、
糟糠の妻にたまにはかんざしでも買ってやろうかと考えて、
妻の喜ぶ顔を思い浮かべると 内心うれしくてたまらないけど、
武士たるもの、滅多に笑ってはなるまいぞと、笑みをかみ殺しているような
表情に見えます。

いろんなストーリーが 頭に浮かんでくる、ほのぼのとした優しい絵ですね、
ののこさん。
次回作はどんなつるさんかな?楽しみにしてますよ〜。

                    (わかばさん:10/28/2002)


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・「お役者鶴之丞の唄」(わかばさん命名)


「ちょっといなせな 若い衆が 花のお江戸を歩くとき
 町の娘がほお染める。
 ちょっと小粋な若い衆が お江戸見物しゃれ込めば
 年増女が声かける。
 お江戸はどうかえ、楽しいかい、もっと一緒に遊んでくれと
 甘い誘惑投げかける
 こりゃぁ困った、すたこらさっさ
 花のお江戸をあとにして、京の 都に逃げ帰る
 都に帰った若い衆が、仲間にそっとうち明け話
 花のお江戸でおこったことを、尾ひれをいっぱいつけたして
 おもしろ、おかしく話すけど、空のカラスは知っている。
 空のカラスはしっている。」

(ののこさん:10/15/2002)


「町の雀がうわさする。 つるさんほんとにいい男
 ある時りりしい、サムライ姿。ある時いなせな町人姿
 お役者つるさん 七変化
 町の雀がいうことにゃ つるさん頭があがらぬそうな
 だれに頭があがらないやさしいかわいい奥方に
 お役者つるさん苦笑い
 町の雀がピーチクパーチク
 今日も今日とてはなしてる。
 お役者つるさん いい男。ほんにつるさん男前」
(ののこさん:10/16/2002)


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